1: 名無しさん 2017/04/06(木)03:01:48 ID:Op1
……しようか

引用元:http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1491415308/
 

オススメ記事

32: 名無しさん 2017/04/06(木)03:12:29 ID:Op1
ギリースーツっていうスナイパーが着るカビはえたムックみたいな服があるんやが
アマゾンにも売ってるんだけど、中には自作するニキもいる
あるフィールドでボヤ騒ぎがあって、禁煙フィールドでギリースーツのおっさんがタバコの火が引火して亡くなったらしい
焼け死んだんじゃなくて、突然発作起こして亡くなって落としたタバコが引火したらしいんやが
おっさんがライフルに付けたカメラを見たら大勢の子供の笑い声みたいなのが響き渡ってたらしい
もう一度再生したらセミとパチパチ燃える音しか聞こえなかったとか


130: 名無しさん 2017/04/06(木)04:06:08 ID:HPl
少女のところにお星さまが降り立ちました。
「なんでも一つ願いをかなえてあげよう」
お星さまはいいました。
少女は泣いていました。
「家族を消してちょうだい!あんな家族、まっぴらよ!」
次の日、少女が目を覚まして一階へおりると、いつものようにおかあさんと
おとうさんとおにいちゃんがいました。
少女は後悔しました。
その夜、再びお星さまは少女の目の前にあらわれました。
「気に入ってもらえたかな」
少女はいいました。
「昨日のおねがいをとりけしてちょうだい」
お星さまはいいました。
「一度かなえたおねがいはとりけせないよ」
少女は泣きました。


184: 名無しさん 2017/04/06(木)04:34:57 ID:Op1
幼い日、何てことなく通り過ぎた出来事。その記憶。
後になって当時の印象とはまた違う別の意味に気付き、ぞっとする。

そんなことがしばしばある。
例えば。
小学生の頃、通学に使っていた道は一面田圃の田舎道だった。
途中に寂れたマネキン工場があり、あとはそのずっと先に駄菓子屋が一軒。
人家は田圃の向こうに点在するのが見えるだけ。
マネキン工場は既に廃工場だったらしく、人が働いている姿を見た記憶が無い。

封鎖された敷地の隅にはバラバラになったマネキンの残骸が積んであり、
それが金網越しに見える。その様は面白くもあり、不気味でもあった。

工場の敷地を幅が広い側溝が取り囲んでいて、酷い悪臭を放っている。
濁り、ヘドロ状になった水。無造作に捨てられた大量のゴミ。

ある日寄り道をして、いつもは行かない工場の裏手に回ってみた。
側溝の惨い有様は道路側をはるかに上回っている。

そこで、ゴミに混じって半身を浮かせた女性のマネキンを見つけた。
白く整ったその顔立ちは掃き溜めに鶴といった風情。

引き上げて友達連中が集まる溜まり場に持って行けばヒーローになれる、
とは思ったが、水が余りに汚いし場所も遠いので諦めた。

他の奴がヒーローになったら嫌なので、この発見は誰にも教えずじまい。
それからしばらくは、その人形の様子を確認しに行くのが日課となった。
けれど、哀しいことに彼女が日に日に朽ちて行くのが分かる。

数日も経つと白い肌は薄汚れて変色し、見る影も無くなって来た。
やがて、豊かな頭髪は抜け落ちてまばらに。

艶を失った肌は黒くぼこぼこ。鼠に齧られたらしき痕すら見える。
諸行無常。最早すっかり興味を失った。

最後に見た時には、水面を覆い尽くすゴミに埋もれて、
透明度ゼロの汚水に大部分が沈んでしまっていた。

かろうじて水面に覗いた部分も、水を吸って醜く膨らんでいる。
それはもう、ただのゴミだった。

続く

185: 名無しさん 2017/04/06(木)04:35:19 ID:Op1
けっこう日が過ぎてからもう一度見に行った。
けれど、もう、彼女の姿はそこには無かった。

やがて小学校を卒業すると、その道を通ることすら無くなった。
高校3年の夏休み。気まぐれに思い出の場所を自転車で回った。

あの場所にも行った。景色は一変している。
田は潰されて住宅が立ち並び、工場跡は駐車場になっている。

マネキンのことを思いだし、感慨に耽る。
ふと気付いた。怖い考え。

プラスチックがあんな朽ち方をするだろうか?
既にグロ画像を多数目にしている自分。

そこで得た知識ゆえに嫌な考えを振り払えなくなった。
あれは人が腐敗して行く過程そのものだったのでは・・・?
本当の事はもう分からない。
ただ、懐かしい思い出だったものは、今では見知った人には話せない忌まわしい記憶になっている。


191: 名無しさん 2017/04/06(木)04:43:16 ID:vRy
怖い話というか体験なんだが高校時代にディズニーランドのアトラクションで、でっかい鏡に入場者が映される所があって、隣にいる友人が映ってなかったな。肩に手を置いてみたり腕を掴んでみても、ただ鏡の中のオレの手は虚空に触れるだけだった。
その施設の名前が思いだせない。ホーンテッドマンションだった気がするが記憶が曖昧だ。

192: 名無しさん 2017/04/06(木)04:43:52 ID:Q3B
>>191
あれって本当にいわく付きだったような…

198: 名無しさん 2017/04/06(木)04:47:37 ID:Op1
俺の県にある三井グリーンランド笑にも曰く付きがあるぜ

廃校からの招待状と調べればたぶん出てくる

200: 名無しさん 2017/04/06(木)04:48:07 ID:qok
ミラーハウスで心霊現象ってガリバー遊園地だかにもあったな


247: 名無しさん 2017/04/06(木)05:09:13 ID:EcY
ワイが何故か不安になる怖さ覚えたのはこれやわ

学生時代、清掃のバイトした。
元々は清掃で入ったわけじゃない。パチ屋関連の仕事で入った。
しばらくして会社に呼び出され、給料上げるから掃除の仕事してくれって言われた。
当時ではかなーり給料良かったから二つ返事でOKした。

いつも東京の某区の決まったオフィスとマンションが合わさったようなビルの一室を、深夜に車で送ってもらって掃除する。
週に2回だったと思う。
不思議なんだけど、その部屋にはスチールのロッカーとカーテンがあるだけで、ほかに部屋の中には何もなかった。
床のプラスチックタイル以外の内装すらなかった。
そんな部屋が二箇所あって、そこをローテーションで掃除してた。
大体0時ころから3時前くらいまで、3時間かけて掃除する。
特に汚くもないもないから掃除自体は楽なもんだった。
この仕事、ある疑問が沸くまで数ヶ月ずっとやってた。
その疑問っていうのが3つ。
・なんでこんな何もない部屋掃除するんだろ?
・毎回掃除が終わると、廊下で人が待ってて「何もなかったよね?」と確認してくる。
・1回だけ鮮やかな赤い手形が部屋の壁のコンクリに付いてた。赤い手形っても血みたいな赤じゃない、ペンキみたいな赤。
で、モップかけたら簡単に落ちた。
掃除終わった時に、いつもどおりオッサンに「何もなかったよね?」って聞かれたから、
「赤い手形ありましたよ、落ちましたけど」って言ったら、
おっさんが凄い顔を寄せてきて、「そりゃラッキーだね、内緒にしたほうがいい」って耳元で囁かれて、
それからしばらく給料がかなり増えた。

で、なんか怖くなって、結構金もたまったし、その仕事はやめた。
オチは特にない


253: 名無しさん 2017/04/06(木)05:12:04 ID:Op1
人形供養をしている寺から無理を言って市松人形を譲り受けた。以下実験記録。

●目的
人形に霊が宿っているという推測を立て、それが物的な霊か生物的な霊かを問わず、あらゆる手段を講じて心霊現象を誘発させる。

●実験一 暗示
ICレコーダーに「お前は生きている」と吹きこんでリピート再生。人形と一緒に箱入れして押し入れにしまう。

結果 変化無し。

●実験二 撮影

結果 何も変わったものは写らない。

●実験三 剃髪
人形の髪の毛をバリカンで根こそぎ剃る。剃った毛は全部捨てる。

結果 人形の髪の毛は伸びない。

●実験四 裁断
人形の着物を鋏でズタズタに引き裂く。

結果 変化無し。

●実験五 絞首
襖の枠ににフックを刺して紐を結び、人形の首を絞めるようにして吊るす。

結果 夜中に物音がして目覚めると人形が床に落ちていた。

●実験六 不快刺激
生きているゴカイを買ってきて人形と一緒に箱詰めする

結果 変化無し。ゴカイがたった二日で死滅。

●実験七 磔
人形を釘で板に打ち付けてから錐で滅多刺しにする。

結果 変化無し

255: 名無しさん 2017/04/06(木)05:12:23 ID:Op1
●解体
人形を鋸でバラバラに解体する。中から乳歯がいくつか出てきたので捨てる。

●処分
ジッポオイルをかけて焼却。酷い悪臭。
真っ黒に焦げた人形を袋に入れてゴミ捨て場に廃棄。何故か烏が食い散らかして、道路に人形の破片が散らばる。拾い集めてまた捨てたが頭部だけ見つからなかった。

●特筆すること
○人形を床に放って外出。帰宅後人形の位置が変わっていた。記憶違いかもしれない。
○夢の中で布団に寝ていて、何者かに髪の毛を齧られる。視線を向けることが出来なかったが恐らく人形。起床後も痛みが残る。
○金縛りに会う。視線の先に人形。
○自分のものではない毛が部屋の隅や風呂場で見つかる。
○人形廃棄後に押し入れから物音。開けると人形の空箱が床に落ちる。空箱も廃棄。
○無言電話が頻繁にかかってくる。反応も息遣いも無く、物言わぬ人形を相手にしているようだった。
試しに「お前は生きている」と言う。すると相手も同じ言葉を幾度となく繰り返す。ICレコーダーに録音した声と寸分違わなかった。


265: 名無しさん 2017/04/06(木)05:37:09 ID:HPl
美術の教師をしていた姉がアトリエ用に2DKのボロアパートを借りた。
その部屋で暮らしているわけではなく、絵を描くためだけに借りたアパート。

せっかく借りてるのに住まないなんてもったいない!
そう思った私は姉に頼み込んでその部屋で一人暮らしをさせてもらうことにした。

一人暮らし初日。わくわくしながらアトリエに帰宅。
くれぐれも戸締りに気をつけるようにと言われていたため帰ってすぐに玄関に鍵とチェーンをかけた。

その後夕飯を作ったり本を読んだりして楽しく一人の時間は過ぎていく。
気付くともう夜も更けていたため、もう一度戸締りをチェック、ガスの元栓も締め眠りについた。

しばらくして、多分夜中の2~3時だったと思う。玄関がガチャっと開いた。
どうやら姉が絵を描きに来たらしい。

こんな時間に頑張るなあと、ウトウトしながら思っていると、私が寝ている隣の部屋に入っていった。
隣の部屋は画材やらキャンバスやら置いてある部屋。

そこで、姉はブツブツ言ったりクスクス笑ったりしてる。
うーん、やっぱり芸術家と怪しい人って紙一重だよなぁ、と、酷い事wを思いながらいつの間にか寝てしまった。

朝、目が覚めると姉はもう帰ったようで居なかった。
姉の絵に対する情熱は尊敬に値するよなぁ、と思いつつ出掛ける準備をして家を出る。

玄関の鍵を閉めた時に、突然恐怖に襲われた。
それ以来、私がそのアトリエに足を踏み入れることはなかった。


283: 名無しさん 2017/04/06(木)05:56:35 ID:Op1
先生が話した怖い話

クラスで一番元気な男の子が運動会のあと急に亡くなった
お通夜や葬式を済ませ、四十九日たった日に
先生はその子の写真を現像するために写真館へ
現像した写真を見ると、丁度胸の辺りに黒い槍?みたいなのが刺さってたらしい


295: 名無しさん 2017/04/06(木)06:03:27 ID:0ep
当時の俺のささやかな趣味の一つに、懐中電灯でトイレに向かうという楽しみがあった。
映画みたいにサッ!と振り向いたりしながらトイレに向かうのはガキっぽいけど中々楽しい。
ある日、いつものように懐中電灯持ってトイレに向かったらなにやら視線を感じる。
じっとにらまれてるような感じの、不気味な視線。
おそるおそる窓を照らしたら、向かいのおばちゃんがガン見してた。

「ビャー!」っと叫んだら、母ちゃん父ちゃんが飛んできて
「なんだなんだ!」と聞いてきた。
すると、向かいのおばちゃんが笑いながら「あっごめんなさいw 最近チラチラ光が見えるもんでなにかなって窓を見たら俺くん楽しそうに懐中電灯振り回してておかしかったのよw」と
俺や母ちゃんや父ちゃんは思わず吹き出して「どうも失礼しました」と言ってあとで叱られた。
懐中電灯遊びは禁止になり、父ちゃんに殴られたんだけど……

翌朝警察がきて、向かいのおばちゃんが自殺したとやって来た。
母ちゃんがゴミを出したあと、トイレに向かって窓を見たら、昨日の格好でおばちゃんが首を吊ってたらしい。
吊った理由はわからないけど、ただ吊った時間は昨日の夕方からだったみたい
よく考えたら夕べのおばちゃん、やたら首が長かったような気がした
一家で幽霊?を見た話はおしまい


298: 名無しさん 2017/04/06(木)06:07:17 ID:0ep
友人が山をもってて、サバゲーフィールドを作ったからやらないかと誘ってきた。
フィールドといっても、テープでしきりを作って、適当に草かりをしたような感じの簡素なもの。
とはいえ楽しくやりあったんだ。
そんなこんなである日、夜サバゲーしようぜと誘ってきたんでウキウキで行った。

夜の山に入って、ライトをつけながら歩いていたら
後ろからヒタヒタ音がする。
友人だな?と思って振り向いて撃ったんだが、反応がない
暫く歩いてまたヒタヒタ……と音がする
伏せて待って、ヒタヒタが止まった瞬間撃った
全く反応がないのでイライラして友人にトランシーバーで「ゾンビするなバカヤロー!」と言ったら

「えっ、俺腹痛くなって今ウンコしてるんだけど」
はっ?と思ったけどよく考えたら腐葉土の土地でヒタヒタするはすがないよな……
そのまま友人の家に逃げ帰った

結局フィールドのそばで何かあった訳でもなく
気味悪くなってフィールドはそれきりやめた


300: 名無しさん 2017/04/06(木)06:09:55 ID:0ep
部活から帰って来た俺は、疲れてたからシャワー浴びて、飯食わずにベットで横になってた。
段々うとうとしてきて、ボーッとしていると窓からコンコン叩く音がする。
うるせえなと思ってチラッと見たら誰もいない。
鳥かなんかだろうなと思ってそのまま寝てたらまたコンコン叩く音がする。
イラっとして窓を叩こうと手を伸ばしたら

ガッ! と手首を何かが掴んできた。
ビックリして窓を見ると白い子供の両手が手首を掴んでいる!
叫びまくって暴れたら、バカでかい舌打ちがして解放された。
半泣きで母ちゃんに助け求めようとしたら、寝ぼけて近所迷惑すんじゃないよ!と、ビンタされて叱られた。
近所のガキが死んだとかそういう話はなかったけど
しばらくその部屋で眠れなかった。


320: 名無しさん 2017/04/07(金)01:20:48 ID:NoL
急に昔の話を思い出した。

いつの頃だったかはよく覚えてないけど、小学生の頃だから十年は前。
お爺ちゃんの知り合いから、ある人形を貰った。
人形劇なんかで使う、上から糸で吊るして動かせるやつ。
当時の自分は動くのが面白くて、よく適当に動かしたのを覚えている。

遊び続けるうち、俺はその人形の声みたいなのが聞こえるようになっていた。
その人形とは他愛のない話ばかりしていたけど、
大事な出来事の直前にはよく教えてくれていたから、すごく大事にしていた。

ある日、いつものように人形を動かしながら会話していると、
人形が突然、「そろそろいかなきゃ、ごめんね」と言った。
俺は泣きながら「行かないで」って頼んだけど、人形は頑なに「いかなきゃ」と言い続けた。
その言い合いをしているうちに、人形は「いまはなさいとこうかいするよ」とだけ喋った。

その一言が妙に怖くて、人形を吊るしていた棒から手を離すと、人形は床に吸い込まれた。
消える瞬間に、「こうならなくてよかったね。いままでたのしかったよ」とだけ聞こえた。
夢だったらそれで良いんだけど、親なんかはその人形で遊んでいたことを覚えているし、
「昔はよく予知してたよね」なんて言われることがあるから、事実だと思う。
それと、人形が最後に言った「こうならなくてよかったね」ってのが、思い出す度に気になっている。


344: 名無しさん 2017/04/07(金)01:34:41 ID:NoL
大無間から光へ。これが一発でわかる奴は山が好き。
けど、行った事のある奴は少し変態かな。このルートはそんな所だ。
これは2001年夏。その山行の終盤、加々森から光へ抜ける時の話。
加々森は陰欝なピークだ。見晴らしがきかず、暗く寂しいから、留まるような場所じゃない。
友人と二人で来てみたものの、鹿の骨が散乱する暗い深南部の森もいい加減厭きてきてたし、会社に休みを延長してもらって、
明るい聖まで足を延ばそうかなぁなんて思いながら、ほとんど加々森には立ち止まらず、先へ進んだ。
起伏が連なり、ほとんど消えかけた道をしばらく進んでいると、やがて急な下りに。先行した友人が舌打ちをして止まる。
「うわ、わりぃ。ルート間違えた。」
地図を見ると、確かにこんなに下っていない。光岩へ右に行く所を直進してしまい、尾根をかなり下ってしまったようだった。
溜息をついて戻ろうとしたが、ぬかるんだ急斜面。ずるずるに滑って、上るのは結構骨が折れそうだった。
「まぁ、場所はだいたいこの辺だから、少しトラバースして、上りやすいとこから、行こうや。」
なんとなく萎えた気持ちのまま、しばらくトラバースすると急に開けた場所に出た。
紫の原っぱ。
窪地いっぱいに広がるミヤマトリカブト。素晴らしくきれいだった。
こんな場所があったのかぁ。見回せば、この窪地から上へ小さい道が続いている。
誰か知ってて来る人もいんのかなぁ?とりあえずルートに戻れそうだ。
俺は少しほっとした。
その時、トリカブトの群落から派手な合羽のおばさんがすうっと出てきた。
「助かるわぁ。道に迷ったんです。お兄ちゃん光まで連れてって。」
友人が震えているのが不思議だった。

345: 名無しさん 2017/04/07(金)01:35:00 ID:NoL
「まぁ、ルートはこの上だと思うんです。この道悪いかもしれんけど。」
俺たちも迷ってしまった事は棚にあげて、俺は自信満々だった。まぁ、現在地もだいたい把握できてたからだと思う。
じゃあ行きますか?
ところが、俺が先に行こうとした途端に、友人が俺の腕をひっつかんで、絞りだすような声で呻いた。
「俺たちは後から行くから、先に歩け。」
おばさんは少しお辞儀をして、先に上る道を上がっていった。
が、遅い。たいした坂でもないのに這いずるような格好で辛そうに歩く。
あまりに遅いペースにいらだち、先に行ってルート見てくるから、
おばさん後からゆっくり来なよって言おうとした瞬間、友人が俺につぶやいた。
「こいつに後からついてこられるのは嫌だからな。絶対見える所がいい。」
なんとなく気持ち悪くなってきた。このおばさんはどこに行くつもりだったんだ?
光より南から、こんな装備で来たはずない。光から来たなら、こんなとこには来ない。
おばさんはなんだかぐにゃぐにゃと上っている。
「ねぇ。どっから来たんですか?」
俺の問いには一切答えずおばさんは言った。
「前。代わらない?」
「代わらない!行けよ!」
友人が怒鳴る。
「前。代わらない?」
ぐにゃぐにゃのろのろ歩くおばさんの後をしばらく上った。四、五回同じ問答をしたと思う。
俺はいつの間にかすっかり、怯えていた。
だが、ぐいっと急斜面を上ると突然本道にでた。
「あぁ、良かった。戻ったぁ。」
と思った瞬間。バキン!!と音をたててオバサンの首が直角に曲がったんだ。
そんですぅっとさっきの道を下りていった。
俺は怖いというより、驚いて硬直したまましばらく動けなかった。
その後は、光小屋までものすごいスピードでいったよ。友人はその晩言った。
「おまえ合羽のフードの中の顔見た?目も鼻も口の中も全部土がいっぱいに詰まってたぞ」
って。
あんなのにぴったり後ろついて歩かれるのは、俺は絶対に嫌だねって。
まぁ、そんだけ。下手な文ですまない。俺は山は好きだけど、あれから光より南は行ってないなぁ。


363: 名無しさん 2017/04/07(金)01:44:56 ID:NoL
友人Yから聞いた話。
今から二年ほど前、Yの爺さんが死んだ。
Yは昔から超が付くほどの爺さんっ子だったもんだから、葬式のときなんかは年甲斐もなく鼻水たらしながらわんわん泣いたらしいのだが、ちょうどその爺さんが死んでから、初七日の日の事。

その日はYの住んでるところでは暴風警報が出されたくらいにやたら風の強い日にも拘らず、学校からの帰りのバス賃も底をついたYは、仕方なく家まで歩くことに。
途中何度も飛ばされかけながら死ぬ思いで、やっと夜の七時半を少し回ったくらいに家に着き、鞄から鍵を出して玄関を開けた。

すると、Yの帰りを待っていてくれてたかのように、丁度良いタイミングで玄関から真正面にあるYの部屋のドアが開いた。
部屋の中では電気もテレビもついていて、おまけに唯一の暖房器具であるハロゲンヒーターまでスイッチが点いていた。
ははん、これは母ちゃん、気を効かせて俺の部屋を暖めておいてくれたか。
Yは嬉しくなって、いつもより明るい声でただいま、と言い玄関を上がった。

だが、いつもは返って来る返事が今日は無い。
不思議に思い、さっき脱いだ靴の方を見ると、玄関にはたった今脱いだ自分の靴が散らかっているだけで、母はおろか父の靴も姉の靴も無い。
そう言えば、今日は自分以外の家族は全員祖父の法事で家には遅くまで帰ってこない日だった。

364: 名無しさん 2017/04/07(金)01:45:21 ID:NoL
とっさにYの頭には昔映画で見た真っ暗な部屋の中に立っている髪の長い女の幽霊のビジョンが浮かんだ。
まさか、とは思ったが幽霊やらお化けじゃなかったとしても泥棒と言う線はありえる。
Yはなるべく足音を立てず部屋の入り口まで進み、そっと中を覗き見た。
部屋の中には、先日死んだはずの祖父がこちらに背中を向けて座っていた。

それが祖父だと分かった途端、Yの恐怖心は一気にしぼんだ。
昔からホラー映画も誰かと一緒でなけりゃ見れないほどの怖がりだったYだが、たとえ本物の幽霊であったとしても祖父となれば話は別だ。
Yは懐かしさと、死んでも自分の所に会いに来てくれた事への嬉しさで、思わず涙ぐんでしまった。

爺さんは、生前の癖だった特徴のある咳を二、三度しぎこちない動作で毛のない後頭部を掻いた。
「じいちゃん」
Yが呼びかけると、爺さんはのそりと立ち上がり、振り向いた。
気のせいか、振り向きざま、爺さんの輪郭線がぐにゃりと歪んだように見えた。

振り向いた爺さんの顔は、インクを被せたように赤かった。
「お…おお、Y、Yか」
爺さんが自分の名前を呼ぶ。聞きなれた懐かしい爺さんの声。だが、イントネーションがおかしい。平坦すぎる。
生前、爺さんには強い地方のなまりがあったが、今の爺さんから聞こえてくる声はパソコンで作った人工音声のようだった。

爺さんが、のそりとこちらに一歩歩み寄る。
「じいちゃん、どうした」
あまりに様子がおかしい爺さんに呼びかけると、爺さんはまたさっきと同じように咳をして、頭を掻いた。
「じいちゃん、うちに帰ってきたのか?」
Yがそう聞くと、爺さんは少し考える風に天井のあたりを見て、
「お…おお、Y、Yか」
さっきとまったく同じ台詞を、さっきとまったく同じ発音で繰り返した。

そこでYは少し怖くなった。こいつは爺さんなんかじゃないんじゃないか。
爺さんはまだ天井を見ている。指先から滴り落ちた赤紫の液体が、部屋のカーペットの上に小さな水溜りを作っていた。
よく見ると、腕の不自然なところから肘が曲がっている。と言うより、肩から肘にかけてが凄く長い。
生きてるときの爺さんは、こんなんじゃなかった。こいつはもしかして爺さんの真似をしている別の何かじゃないか。
Yは少しずつ、少しずつ足音を立てないようにすり足で後ろに下がった。

それに気付いたのか、爺さんのふりをしたそいつは首だけを異様に長く伸ばしてこっちを見た。
まずい、気付かれた。
そう思った次の瞬間、目の前にそいつの顔があった。肩から上だけが不自然に伸び上がっている。
伸びきった首がゴムのようだった。
目の前で、そいつの口からごぶごぶと赤紫の泡が立った。
「お…おお、Y、Yか」
Yは絶叫した。

365: 名無しさん 2017/04/07(金)01:45:36 ID:NoL
それからYは、無我夢中で近くの本屋目指して走った。
家に一人でいるのが怖かった。
9時を過ぎ、家族が帰ってくるまで家の中には入れなかった。
それからYは家族にその事を話したが、誰もまともにとりあってはくれなかった。
結局Yはその日の夜、あの赤い爺さんの出た自分の部屋で寝る事になった。
Yは気が気ではなかった。目をつぶっても、開けるとあの赤い顔があるようでなかなか眠る事は出来なかった。

しばらく経って、それでも恐怖と緊張を眠気が押さえつけ、Yは何とか眠りについた。
明け方になって目が覚めると、どうも顔がむずがゆい。
洗面所に行って鏡を見ると、顔が赤紫の汁でべっとりとぬれていた。
その日からYは自分の部屋で寝るのを止めた。
次にまたあいつが出てきたとき、今度こそ逃げられる気がしなかった。

Yは今でも言う。
「あれは爺さんなんかじゃなかった。」


496: 名無しさん 2017/04/07(金)04:02:08 ID:2G9
天窓から覗くピエロ

ワイが小学生のころ、少年自然の家って施設で林間学校してたんや
その施設では地元じゃ有名な噂があって、宿舎の天窓からピエロが覗くって話
男子はゲラゲラ笑ってたが女子は泣き出す子もいて
先生は気にすんなと言ったんや
で、その施設で肝試しが終わった2日目の夜
女子が泊まった宿舎からすごい悲鳴がでて大騒ぎになった
「ピエロがでた! ピエロがでた!」と騒ぎだす女子
先生は回りを見回したけど誰もいない
結局集団ヒステリーみたいなもんやろと林間学校は終わったが

未だに噂になっている


501: 名無しさん 2017/04/08(土)04:12:43 ID:8qB
ある所に、1組のカップルがいた。
そのカップルはドライブ中のお遊びがてら、心霊スポットに行くとになった。
しかし、心霊スポットについたとき、彼氏は彼女と口論になり、彼氏は心霊スポットに彼女を置き去りにして帰って行った。

だが数分後、彼氏は冷静に判断して(この時間に心霊スポットで一人ぼっちなのはヤバいよな・・・)と思い、彼女を置き去りにした心霊スポットに戻った。
そこには、まだ彼女がいた。そして何とか和解して一緒に帰ろうということになった。

その帰り道、一人の少年がこちらに向かって手を振っていた。しかし、手の平ではなく、手の甲で手をふっているのである。
彼女は「こんな時間に一人で可哀想だよ、乗せてあげようよ」と言った。
彼氏は「ダメだよ、逆の行動をしている者はこの世の人間じゃないんだ」と教えた。

「物知りだね、すごーい!」と彼女が拍手する。
その手は、手の甲を打ち付けていた。


368: 名無しさん 2017/04/07(金)01:47:39 ID:AHP
ホラーじゃないけど不思議だった話
マッマが死んだとき座敷に寝かしてたんやけど
飼い猫がそこにスーッとよって行って一晩中上で座っとったんや
身内が死んだやつはわかると思うけどまず死体ってすっごい冷たいし
腐敗防止のドライアイスが周りに置かれてるから周りはめちゃ寒かったはずなんや
秋口で気温も低かったのに寒がりな猫がそこに寄り添ってるのはなんとも不思議な光景やったで
わかっとったんやろなぁ

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